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40代からのリスキリング【遅すぎる?体験談あり】

40代からのリスキリング体験談|46歳会社員が学び直しを始めた理由
この記事でわかること
  • 40代でリスキリングが必要な理由(データあり)
  • 40代ならではの「学び直しの強み」
  • 忙しい会社員でも続く、1日15分の具体的な始め方

「今さら勉強なんて、もう遅いよな」

46歳のとき、私は本気でそう思っていた。 会社員として働きながら、平日はほぼ勉強できない。 土日に時間を作るしかなかったが、子どももいる。 「そんな生活で、試験に合格できるのか」と、始める前から諦めかけていた。

それでも動いた。子どもが小学校高学年になり、以前ほど手がかからなくなっていた。 「今しかないかもしれない」と、土日の時間を学習に充てることにした。

結果、1年で簿記3級と2級に合格した。

1年間の勉強スケジュール 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 翌1月 翌2月 3級 インプット → アウトプット 合格 2級 インプット → アウトプット3周 合格 土日のみ・1日2〜3時間 3級(4ヶ月) 2級(8ヶ月) 合格

学生時代と決定的に違ったのは、自分の弱点に真正面から向き合えたことだ。 若い頃は「なんとなく勉強して、なんとなく試験を受ける」ことが多かった。 でも40代になると、時間が限られている分、「どこが弱いか」を冷静に分析して、そこだけ集中して潰せる。 それが合格につながったと、今は確信している。

「遅い」なんてことはなかった。むしろ、40代だからこそ合格できたと思っている。 この記事では、同じように「今さら感」を抱えている40代の方に向けて、 学び直しを始めるべき理由と、忙しい会社員でも続けられる方法をまとめる。
私が実際、働きながら簿記3級と2級に合格した体験談はこちらをご覧ください。

目次

1. 40代の学び直し(リスキリング)、現実はどうなっている?

まず現実を確認しよう。

経済産業省の調査(2023年版「未来人材ビジョン」)によれば、 日本企業の人材投資額はGDP比0.1%と、米国(2.0%)の20分の1以下。 つまり「会社が育ててくれる」時代はとっくに終わっている。

出典:経済産業省「未来人材ビジョン」(2022年)p.40

さらに、野村総合研究所が2015年に発表した試算では、日本の労働人口の約49%が、AIや自動化によって代替可能になるとされていた。すでに10年前から、こうした警鐘は鳴らされていたのだ。

出典:野村総合研究所「日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能に

「自分は大丈夫」と思っている人ほど、気がついたときに手遅れになりやすい。

でも、これは悲観する話ではない。 少し動けば、追いつける。それが今という時代だ。

2. なぜ今、学び直しが必要なのか?3つの理由

① 仕事のルールが静かに変わっている

職場でAIやChatGPTを使いこなす若手を見て焦る40代|リスキリングが必要と気づいた瞬間

最近、こんな場面はなかっただろうか。

会議の議事録を若手がAIで5分で仕上げている

部下がChatGPTを使って資料の骨格を10分で作っている

クラウドツールを知らないだけで「仕事が遅い人」と思われている

「ITが苦手」は昔は個性で済んだが、今は業務の前提になりつつある。 ただし、難しいことを覚える必要はない。 「ちょっと使える」になるだけで、仕事がぐっと楽になる。

② 「ベテラン」という肩書きが守ってくれなくなった

Excel関数がわからず若手に聞けない40代|デジタルスキル不足を痛感するぽんず

40代になると、社内では「経験者」として扱われる。 でもこんな場面、正直ないだろうか。

「Excelの関数が分からなくて若手に聞いたら、逆に気を使わせてしまった」

私もそうだった。経験では補えないデジタルスキルの差が、 じわじわと自信を削っていく。

急な異動、組織再編、役割の変化。 これらに備えるのは、会社ではなく自分自身だ。

③ 人生100年時代、40代はまだ「前半戦」

人生前半戦、これからだ。青空の下に立つカピバラのイラスト。40代はまだ前半戦というメッセージ

40代は残り20〜30年の職業人生がある。 終盤ではなく、第二章の始まりだ。

子育てが落ち着き始め、少しずつ時間が戻ってくる年代でもある。 今が、もっとも「投資対効果の高いタイミング」かもしれない。

3. 40代が学び直しに最も向いている理由【コスパ最強の世代】

40代が学び直しに強い4つの理由|豊富な実務経験・目的が明確・失敗への耐性・人脈と影響力

「若い頃のように覚えられない」という不安はよく聞く。 確かに、単純な暗記は20代には勝てないかもしれない。

でも、40代には圧倒的な武器がある。

40代の強みなぜ有利か
豊富な実務経験学んだ知識をすぐに「使える場面」に結びつけられる
目的が明確「なんとなく勉強」ではなく「これで仕事をラクにする」がある
失敗への耐性多少うまくいかなくても続けられるメンタルがある
人脈・影響力学んだことを周囲に活かしやすい立場にある

私自身の経験でいえば、「目的が明確」な点が一番効いた。 「簿記2級を取れば、仕事の数字の見方が変わる」という具体的なゴールがあったから、 弱点分野を洗い出して、そこだけ集中的につぶすことができた。 学生時代の「なんとなく全部やる」勉強とは、まるで効率が違った。

東北大学加齢医学研究所の瀧靖之教授は、著書の中で「歳をとると脳が衰える」は間違いだと述べている。大人の脳は適切な刺激を与えれば、40代・50代でも新しい神経回路を形成できるという。

出典:瀧靖之『脳医学の先生、頭がよくなる科学的な方法を教えて下さい』(日経BP、2021年)

「もう覚えられない」は思い込みだ。

4. リスキリングは転職だけじゃない。日常がラクになる

簿記学習前後のビフォーアフター|財務諸表が読めるようになったぽんず

「リスキリング=転職のため」と思っている人は多い。 でも実際は、もっと身近なところで効いてくる。

例:簿記3級・2級を取得した場合(私の実体験)

仕事で財務諸表を読む際、数字の意味が直感的にわかるようになった

家計の無駄が「見える化」され、節約の優先順位がつけやすくなった

子どもの教育費・老後資金を自分で試算できるようになった

副業の確定申告が怖くなくなる

職場で「数字に強い人」として一目置かれるようになった

例:ExcelやGoogleスプレッドシートを少し深める

毎月2〜3時間かかっていた集計作業が30分になる

「あの人に聞けばいい」という存在になれる

転職しなくても、今の仕事と生活が確実に楽になる。 それがリスキリングの本当の価値だ。

5. 忙しい40代会社員でも続く、学び直しの始め方【1日15分でOK】

「時間がない」は全員が持つ最大の壁だ。 でも、考えてみてほしい。

1日15分 × 30日 = 7.5時間

これだけあれば、Excelの基礎関数は一通り使えるようになる。 YouTubeの無料動画でも十分だ。

続けるための3つのルール

スキマ時間に勉強するぽんず|通勤中・昼休み・寝る前の15分活用術

① 完璧主義を捨てる できない日があっていい。週4日続ければ十分すぎる。 「今週は3日できた」を褒める習慣をつけよう。

② スキマ時間を使う 通勤中・昼休み・寝る前の15分。 まとまった時間を作ろうとすると、永遠に始まらない。

③ ツールは無料から始める

YouTube(入門動画が無数にある)

Udemy(セール時なら1,200円〜)

NHKの「まる得マガジン」(NHK+で無料視聴可)

お金をかけずに始め、「これだ」と思ったら有料にすればいい。

続けるコツについては、こちらの記事もご覧ください。

40代におすすめのリスキリング分野(難易度別)

難易度分野費用目安期間目安
★☆☆Excel基礎・Googleワークスペース無料〜3,000円1〜2ヶ月
★☆☆ChatGPT活用・プロンプト入門無料2〜3週間
★★☆簿記3級3,000〜5,000円2〜3ヶ月
★★☆Webマーケティング基礎無料〜1万円2〜3ヶ月
★★★Python基礎・データ分析5,000〜2万円4〜6ヶ月

まず★1つから始める。それだけで十分だ。
簿記学習を始めようか迷っている方は、こちらの記事も参考にどうぞ。

6. まとめ:「遅い」じゃなく「ちょうどいい」タイミング

40代からのリスキリングは、「やらなきゃいけない義務」ではない。

今動くと、未来が少しだけ楽になる。それだけの話だ。

難しいことを覚える必要はない

まとまった時間を作る必要もない

転職しなくても効果は出る

1日15分、週4日。 1年後には、確実に今とは違う自分がいる。

「遅かった」ではなく、「今がちょうどいいタイミングだった」と思える日が来る

7.よくある質問

Q. 40代からリスキリングを始めるのは遅すぎますか?

A. 遅くありません。40代には豊富な実務経験と明確な目的があり、
むしろ効率よく学べる強みがあります。

Q. 忙しい社会人でも学び直しは続けられますか?

A. 1日15分のスキマ時間から始められます。
まずはYouTubeやCPAラーニングなど無料ツールを試してみてください。

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この記事を書いた人

はじめまして。ぽんずといいます。
カピバラです。40代です。ムスッとした顔をしていますが、悪い奴ではありません。
サービス業の会社で働きながら、映画を観たり、音楽を聴いたり、旅行に行ったり、筋トレしたりして生きています。
このブログを書いています。

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